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CD外観 |
CD内容 |
備考 |
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ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調Po.95「新世界より」
クラシックギター独奏版:編曲 山下和仁
演奏者:山下和仁(ギター) <楽譜も出版されている>
ギターだけでの演奏は、このCDしかない |
天才ギタリストの山下和仁による編曲版・本人演奏
ギターは音をのばせないが、安易にトレモロを駆使するようなことはしていない。 |
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ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調Pp.95「新世界より」 /他 ピアノ連弾版
ピアノ連弾:中井恒仁&武田美和子
●ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」
作曲者自身が編曲したピアノ連弾版
●ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 Op.72 ピアノ連弾 |
ドヴォルザーク自身の作曲によるピアノ連弾版
夫婦で息がピタリと
レコード芸術「特選盤」 |
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ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調Pp.95「新世界より」 /他 オルガン連弾版
マルクス・カウフマン&パスカル・カウフマン(オルガン連弾)
<収録曲>
●ドヴォルザーク:ユモレスクOp.101ー7 (エルヴィン・ルマーレ編)
●ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」
(パスカル・カウフマン編、4手オルガン版)
●リスト:波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ
(パスカル・カウフマン編、4手オルガン版) |
ドヴォルザークは一時オルガンを弾いていたが、これは演奏者が編曲した作品。
ピアノと異なり、メロディの流れは良いが、切れが悪く、音を引きずっているいるような印象。難しいことに挑戦しているのは分かるが? 珍しい演奏ということで購入したが交響曲となると少し無理があると感じた 聴いて慣れてくれば、良いのかも。 |
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ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調Pp.95 「新世界より」 オルガンソロ~シグモント・サットマリー編
ドヴォルザーク 前奏曲とフーガ(1~8) 各、2分前後の曲
パイプオルガン:アレシュ・バールタ
*「前奏曲とフーガ」の作品は、ドヴォルザークが、オルガン学校における 作曲理論の過程を締めくくる習作として学校に提出したものである。
諸石幸生氏によれば、たしかに習作ではあるが、努力と研鑽の成果であり、
心を打つ旋律性など、ドヴォルザークの原点、出発点を確認できると評価
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こちらは、オルガンソロでの交響曲演奏であり、奏者は、チェコの人で、スーパー・オルガニストの異名をもつとのこと。上記3の連弾版よりも何か安心して聴けた。 このCDには「前奏曲とフーガ」が収録されており、多分このCDでしか聴くことができないと思う。この曲をを目当てに購入したもの(鑑賞よりも資料としての価値で)。 |
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ディスカヴァー・ドヴォルザーク
●弦楽セレナード~オリジナル八重奏版(ニコラス・イングマン復元) ●三重奏曲ハ長調 作品74 ●黒人霊歌「行け、モーゼよ」(バリトン:ハリー・バーレイ) ●故郷の人々~バリトン、合唱、管弦楽のための (フォスター/ドヴォルザーク編曲)
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ドヴォルザークは、弦楽セレナードの室内楽版も作曲していた。
フォスター作曲「故郷の人々」はピアノ伴奏の作品で、オーケストレーションはドヴォルザークの得意とするところ。曲に ゴージャス感を付与。 |
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ドヴォルザークのアメリカ
●テ・デウム Op.103
●アメリカ組曲 Op.98b(管弦楽版)
●故郷の人々~合唱、管弦楽のための
(フォスター/ドヴォルザーク編曲)
●カンタータ「アメリカの旗」 Op.102
ウラディミール・ヴァーレク指揮:プラハ放送交響楽団/他 |
アメリカ時代の最後の作品をまとめたもので、どれも魅力に富んだもの
アメリカ組曲は、最初にピアノ版を発表
「アメリカの旗」はこのCD以外、殆ど聴く機会がない |
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ドヴォルザーク ピアノ五重奏曲 集
スヴャストラフ・リヒテル(P) ボロディン四重奏団
●ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.5
●ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81 |
作品81は、よく演奏される人気曲だが、作品5は、まだドヴォルザークの名が一般に知られる直前(31歳)に作曲されたもので、先ず演奏されない。巨匠のリヒテルがこの曲を残してくれたので有難い。 リヒテルはドヴォルザークが好きなのです。 |
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IN HONOREM ヴァーツラフ・スメターチェク
ドヴォルザーク/スヴャストラフ・リヒテル
●ピアノ協奏曲 ト短調 Op.33 リヒテル(ピアノ)
●交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」
スメターチェク指揮 プラハ放送交響楽団 |
日本では演奏されたことがないというドヴォルのピアノ協奏曲は、リヒテルがC.クライバーと組んで演奏したCDで知名度が上がった しかし、それよりも10年前にスメターチェクと演奏したライヴCDがあったとは知らなかった(リヒテルのレパートリー)。 こちの演奏も、「新世界より」共々迫力があってすばらしい。 |
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イシュトヴァン・ケルテス
ドヴォルザーク スラヴ舞曲 全集
●スラヴ舞曲 第1集 Op.46
●スラヴ舞曲 第2集 Op.72
ケルテス指揮 NDR放送交響楽団 1963-64年 |
最初に聴いた英デッカに録音した(1962年)、イスラエルフィルとのスラヴ舞曲(数曲のみ)で感動した1年後に、NDR(旧北ドイツ)と全曲を録音していた。 情緒と若さに溢れたすばらしい演奏だ。 |
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ドヴォルザーク コントラバス協奏曲 ( チェロ協奏曲 ロ短調 )
ゲリー・カー(コントラバス)
朝比奈隆 大阪フィルハーモニー管弦楽団
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ゲリー・カーが、この難曲のチェロ協奏曲に挑戦し、感動を与えてくれた。
毎日5ヵ月間のエクササイズと、過去に演奏された多くのチェロ協奏曲の演奏を研究するなど、かなり苦労の末に成し遂げた偉業である。 |
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ドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調Op.104、他3
チェロ協奏曲 イ短調B.10 ーーー 原曲はピアノ伴奏 未完のもの (ギュンター・ラファエル校訂)
チェロ協奏曲 ロ短調 オリジナル・エンディング 1分32秒
同2楽章の引用部分、歌曲「わたしにかまわないで」Op.82-1の演奏
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
ダニエル・ハーディング指揮 マーラー室内管弦楽団 |
習作とも言えるチェロ協奏曲イ短調とのカップリング
付録2曲目の、 チェロ協奏曲ロ短調のオリジナル・エンディングは初めて聴いた。 同2楽章で引用した歌曲をオーケストラ編曲版での演奏も珍しい。 |
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ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調Pp.95「新世界より」
/他1曲
ヨハン・シュトラウスⅡ世・近衛秀麿編曲「喜歌劇 こうもり」組曲
ナレーション入り
近衛秀麿 指揮、NBC交響楽団
昭和12年(1937年)に、ニューヨークから日米同時生放送で演奏されたもの。
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音源は、「アメリカ議会図書館」から提供を受けたもの。
古いながら、しっかりした音で収録されている。
さすがに、ティンパニーは情けない音で録れているが、演奏は堂々としたものです。
なぜ、トスカニーニよりも先にNBC交響楽団と共演できたのか興味深い。
→解説へ |
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ドヴォルザーク 3つのスラヴ狂詩曲 他
●狂詩曲 イ短調 Op.14 (ズデニェク・コシュラー指揮) 3つのスラヴ狂詩曲 Op.45 (リボル・ペシェク指揮) ●スラヴ狂詩曲 第1番 ニ長調●スラヴ狂詩曲 第2番 ト短調●スラヴ狂詩曲 第3番 変イ長調
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団 |
狂詩曲が4曲まとめて収録されているCDは珍しい。
イ短調Op.14の曲は、大全集に含まれておらず、このCDで初めて聴いた。 |
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ドヴォルザーク 伝説曲/ボヘミアの森より
(ピアノ連弾曲)
●伝説曲 Op.59 全10曲
●ボヘミアの森より Op.68 全6曲
ピアノ ジルケ=トーラ・マティーズ
ピアノ クリスティアン・ケーン |
ピアノ連弾の、珍しい組み合わせのCD。
伝説曲は、すぐ管弦楽に編曲された作品の方をよく聴いてきた。 |
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ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調Po.95「新世界より」
ゲイルグ・ショルティ指揮 シカゴ交響楽団
ショルティが80歳過ぎて録音されたもので、名指揮者が若い時からこの曲を競って録音するなかで、この巨匠は、初録音だった。 ショルティは、なぜかチェコの音楽を録音して来ない。隣国のハンガリー出身なのに?。ロシアのチャイコフスキーは、沢山 好んで録音している。
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ショルティの「新世界より」は期待されながらも、ずっと録音されてこなかった。そのため、下手物、怪演などの前評判も散見されたが、聴いてみて期待どおりの素晴らしい演奏だった。
意外と丁寧な演奏で、迫力もありこの曲のベスト5に入る
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ドヴォルザーク 交響曲全集 ピュア・ゴールドCD(6枚組)
ノイマン指揮チェコ・フィル デジタル 1981~1987年
●交響曲第1番「ズロニッツの鐘」~第9番「新世界より」
ドヴォルザーク生誕150年記念盤 |
生誕150年(1991年)の記念に発売されたもの。
通常のCDの記録面は、アルミニウム蒸着であるが、本CDは金蒸着したもの。豪華なものであるが、目的は音質の向上にある。 理由は→金蒸着のCD |
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このCDは、BERNSTEN CENTURYシリーズとして、2000年頃に発売された輸入盤で、タイトルが「TCHAIKOVSKY]とあるように、チャイコフスキーのピアノ協奏曲がメインであり、ドヴォルザークは添物の如く収録されている。このシリーズ以降は、ラフマニノフのピアノ協奏曲2番とのカップリングに変更となった。残念、バーンスタインのこのドヴォルザークはデスコグラフィからは外されてしまった。
チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 独奏者後報
ドヴォルザーク ピアノ協奏曲 独奏者後報
バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー
補足:バーンスタインのドヴォルザークの録音は少なくて、交響曲7番、9番、スラブ舞曲を2~3曲と、このピアノ協奏曲だけと記憶。なぜ、一般的にマイナーなこの協奏曲を演奏したのかは、悲しいが解説書を読めず(ドイツ語)分からない。
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左記の如く、今後入手不可な貴重なCDとなった。 実は、このCDの存在を忘れていて、今回調べて見つけたもので、チャイコフスキーを目的に購入したものと思う。
ドヴォルザークの演奏は、流麗であり、シンフォニックで美しい。一般的に、なぜこの曲が聴かれないのか不思議でしょうがない。 ついでに、本命のチャイコフスキーは緩急自在なるも、すっきりと美しい演奏をしている。 同じ国民楽派の作曲家同士なのに楽想が全く違うのがおもしろい。 |
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ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調Pp.95 「新世界より」 ドヴォルザーク 序曲「謝肉祭」
以上、アーサー・フィードラー指揮 ボストン交響楽団
以下、同上指揮 ボストン・ポップス・オーケストラ
エネスコ ルーマニア狂詩曲第1番 イ短調
ドヴォルザーク/フォスター ユーモレスク~スワニー河
(リチャード・ヘイマン編曲)
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●セミ・クラ等の軽めのポップスを演奏してきたフィードラーがデッカに移籍する前のRCA最後の録音で、大曲を指揮(フィドラーが要望した曲とのこと)。第1楽章は省略無しの演奏。 爽快なるも熱演。「謝肉祭」 は、フィードラーの独檀上 ●アンコール?は、スワニ河のオブリガートで、ユーモレスクを演奏し一体感を作っている珍曲
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ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調Pp.95 「新世界より」
ストコフスキー指揮 ニューフィルハーモニア管弦楽団
ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調Pp.95 「新世界より」 ”楽曲分析”
尾高忠明 指揮 NHK交響楽団 ナレーション:武田至弘 監修・構成:入野義朗 脚色:東条
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●華麗な管弦楽で、「音の魔術師」と呼ばれたストコフスキーだが、この曲はあまり話題に上がらず、埋もれた?名演と言える。 ●このCDは、付録だと思うが”楽曲分析”(この曲の構成や聴きどころを曲の進行に合わせてナレーションで説明)を行った珍しいもので、面白く聴ける。 |